ファイル同期ソフトSyncthing

複数の端末のデータを同期するために導入してみました。

Syncthingとは

端末間でデータを同期させるツールです。複数端末間のデータの同期と聞くと、一般的にはDropboxやOneDriveのオンラインクラウドストレージを想像しますが、このツールは外部サーバーにアップロードすることなく、端末間で直接P2P通信を行い、データを同期します。

導入の経緯

現在、私の家には「デスクトップPC」「ノートPC」「スマホ」「タブレット」があります。今回は、次の課題を解決できないかと思い、Syncthingを導入しました。

  • デスクトップPCとノートPCで共有したいデータがある。
  • 同じファイルを二か所で管理したくない。
  • 共有ファイルをオフライン環境でも利用したい。
  • LANの外部に公開したくない(すべきでないものも共有したい)
  • OSの違いを感じることなく、デスクトップ・ノートPCからスマホ・タブレットのデータにアクセスしたい

複数端末で同じデータを共有する場合はNASが簡単です。しかし、NASのデータは外出先では使えません。それで、まずLAN内クラウドを検討しました。また、クラウドを使うとはいえ、全てのデータを常に持ち運ぶ必要はありません。

syncthingを使うことで、次のようなことができました。

  • デスクトップPCとノートPC間でファイルを共有
  • スマホの写真はデスクトップPCに一方通行でアップロード
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現在はデスクトップPCを中心に置いていますが、将来的にはファイルサーバも設置予定です。きっと、このようにうまく機能してくれることを期待しています。

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