Sambaを導入しました

RaspberryPiをファイルサーバにするために、Sambaを入れてみました。インターネットにある情報が全体的に古く、公式サイトも分かりにくくて苦労しましたが、とりあえず使えるようになりました。

ファイルサーバーはLAN内でのみ動作させ、ネットワーク外へは公開しません。データはRaspberrPiに接続された外付けHDDに保存し、自分だけがアクセス可能にします。本当はディスク暗号化も試したかったのですが、ノウハウが無く、HDDの物理的盗難のリスクも小さいので今回は設定していません。

インストールされたSambaのバージョンは4.5で、動作検証にはWindows7とWindows10を使いました。インストールして、引っかかったポイントは幾つかありましたが、簡潔にまとめると

  • Samba設定ファイル(smb.conf)でntlm auth = yesを指定する
  • valid usersforce userを記述する
  • パス先の所有者とパーミッションを正しく設定する

という具合でした。ntlm authはSamba4.5では初期値がNOに変わったらしいです。それを元に戻すこの方法にはリスクがあることに注意してください。

今回Sambaを初めて設定しましたが、設定ファイルの難易度もさながら、バージョン違いで必要な設定が変わることを考えると、下手な情報は広めない方がいいタイプのソフトだと感じました。ネットワークと共有に関連するキーワードが頻出するので、勉強教材として使ってみようと思います。